アガリクスの効用

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去年9月15日、16日の両日にわたって行われたオーソモレキュラー学会に参加してきた。さまざまな演題があったものの、今回一番印象に残った講演は、初日のランチョンセミナー『アガリクスKA21の効用』である。

「男性シニアプロゴルファーを対象に、アガリクスKA21を1日900㎎、2か月間飲んでもらい、摂取前後での男性更年期障害、QOL、ゴルフのパフォーマンスについて、比較しました。
すると、結果は以下のようになりました。

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男性更年期の各種スコアが有意に改善しました。具体的には、疲労感、無気力、筋力低下が改善し、メンタル面でも、イライラ、不安、うつなどが有意に改善しました。
性的な面では、朝立ちが見られるようになり、性的能力、性欲などが有意に改善しました。しかも、その勃起の具合に関しても、しっかりと固くなっています。
プロゴルファー対象の研究ですから、肝心のゴルフのパフォーマンスについても評価しました。やはり、飛距離や回復力などで、有意に改善しました。
もうひとつ、抜け毛が改善しました。これは以前から動物実験で育毛効果が確認されていましたが、改めて人での効果が確認された格好です。
薄毛治療薬として、フィナステリドを服用している人は多いかと思います。フィナステリドで最も多い副作用が、性欲の低下ですが、アガリクスは、育毛効果がありながら、性欲を低下させることはありません。それどころか、性欲を増強します
フィナステリド服用中の人はアガリクスを併用することで、性的機能を維持できる可能性があります」

ランチョンセミナーというのは、「弁当でも食べながら聞いてください」という講演である。
学会で供される弁当というのは、たいてい添加物てんこ盛りで、人の食べ物というか「毒のかたまり」だと相場が決まっている。だから僕は、手を付けないことにしているけれど、このオーソモレキュラー学会のランチョンセミナーの弁当は例外です。無農薬、無添加をうたっていて、レベルが高い。だから、僕もこの弁当をつまみつつ、講演を聞いた。食欲を満たしつつ、「アガリクスで男性の性欲が改善します」という話を聞いているわけで、考えてみれば、なかなかシュールな構図です(笑)

個人的には、幸いにも、性的機能には困っていない。だから、講演を聞いても、「ふーん」という感じで、特に強い関心があるわけではなかったけれども、演者が締めくくりの言葉で、
「講演終了後、アガリクスの試供品をお分けします。興味のある方は当社のブースまでお越しください」
もらえるもんならもらっておく。講演終了後、ウサイン・ボルト並みのダッシュで走り、試供品をもらいに行きました(笑)

その日の夜、宿泊するホテルに戻り、アガリクスの錠剤を2錠服用して就寝した。
驚いたのはその翌朝である。股間の自己主張は、実に強烈だった。朝の排尿にも差し支えるほどで、こんなに固い朝は、いったい何年ぶりのことか。

僕は日常診療でさまざまなサプリを使っている。残念ながら、即効性のあるサプリは、必ずしも多くはない。伝家の宝刀ゲルマニウムさえ「1か月飲み続けているけど、効いてる実感がありません。いつまで飲めば効きますか」みたいなことを言われたりする。
だから、このアガリクスの即効性は、僕にとっては驚異的だった。即効性と勃起の固さが、講演の正しさを裏付ける格好になった。「きのう聞いた通り。看板に偽りなしだな」と。
この効果に感動して、当院でもこの『アガリクスKA21』を扱うことに即決した。

実は、アサイゲルマニウムとアガリクスは、一緒に使うと相乗的に作用する。「相乗的に作用する」というのは、効果が掛け算になるということです。これについては、以前の記事で書いたことがある。https://clnakamura.com/blog/5315/

記事中、「ヒメマツタケ」というのは、アガリクスに他ならない。癌に対して、ゲルマ単独よりも、アガリクス単独よりも、一緒に使うとさらに効果があった、ということだ。ゲルマとアガリクスを組み合わせた商品ができれば、きっと素晴らしい効果を発揮するだろう。

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チャットGPTにこんな指示を出した。「健康雑誌(『安心』など)に寄稿された読者からの体験談のような文章スタイルで、「アガリクスを飲んで翌朝に朝立ちを経験した84歳男性」の声を書いてください」
すると、上記の画像のような文章が出てきた。
あと、顔写真は、僕の写真を生成AIを使って老けさせたものです。
ジャーナリストとか編集者とか、本を作る仕事の人が失職する理由が分かる。チャットGPT、優秀すぎる。

>中村篤史について

中村篤史について

たいていの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。 前者は栄養、運動、日光、愛情などの不足であり、後者は重金属、食品添加物、農薬、精製糖質、精白穀物などの過剰であることが多いです。 病気の症状に対して、薬を使えば一時的に改善するかもしれませんが、それは本当の意味での治癒ではありません。薬を飲み続けているうちにまた別の症状に悩まされることもあります。 頭痛に鎮痛薬、不眠に睡眠薬、統合失調症に抗精神病薬…どの薬もその場しのぎに過ぎません。 投薬一辺倒の医学に失望しているときに、栄養療法に出会いました。 根本的な治療を求める人の助けになれれば、と思います。 勤務医を経て2018年4月に神戸市中央区にて、内科・心療内科・精神科・オーソモレキュラー療法を行う「ナカムラクリニック」を開業。

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