結核が流行したら

韓国では全人口(5100万人)のコロナワクチン接種記録がデータベースとして管理されている。しかも、保険を使って医療機関を受診すれば、その受診歴もデータベースに記録が残る。つまり、疫学研究をするには、うってつけの環境が整っている格好です。
最近、画期的な研究が出ました。

画像
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41207370/

対象者が韓国の総人口5100万人というのだから、データとして申し分ない十分量です。分析の結果、コロナワクチンを4回以上接種している人では、風邪が559%増加、上気道感染症が83%増加、肺炎が91%増加、結核が35%増加という、驚愕するような数字が出た。
コロナの予防を意図して打ったワクチンのせいで、様々な呼吸器感染症の罹患リスクが増加したということです。
これが意味していることはシンプルで、接種者の免疫崩壊です。

ちなみに、この研究についてどう思うか、ChatGTPに質問すると、こんな返答が返ってきた。

画像

コホート研究だから、因果関係を証明するものではない、というのは分かるけど、5100万人という膨大なデータを考えれば、因果関係を推定するうえで極めて重要な証拠であることは明らかだ。
しかしチャットGPTは、「医療機関の受診のしやすさ」とか、補正できない要因のせいで今回の結果が出た可能性がある、などと言っている。
これはどう考えても的外れです。そこで僕は、次のようなコメントを書きました。

画像

「4回目以上接種者では、風邪が559%増加、上気道感染症が83%増加、肺炎が91%増加、結核が35%増加、というデータでありながら、ワクチンによる免疫低下の可能性を考慮せず、医療機関の受診のしやすさとか補正できない要因にフォーカスするあなたの解答は、あまりにも的外れだと思います」

すると、なんと、チャットGPTがフリーズした(笑)
どこをクリックしても、画面が動かなくなってしまった。
ちなみに、僕はチャットGPTの有料会員です。それなりの金を払っている利用者に対して、不都合になると黙り込むというのは、あまりにも不誠実ではないですか、オープンAIさん。

上記の研究で、コロナワクチン接種者で結核の罹患率が上がっていることに注目したい。というのは、最近、結核の流行に関するニュースをチラホラ見かけるからです。

画像

英国のアマゾン物流センターで働く移民労働者に結核患者が多数見つかったというニュースとか、

画像

FBIが無許可の生物研究施設を捜索したとか、どういう思惑でこういうニュースを流しているのか、当局の意図を勘ぐりたくなります。
報道によると「ガレージみたいな倉庫で、HIV、結核、マラリアなどの病原微生物を扱っていた」とのことだから、最先端研究というわけではなく、「病原菌を散布する手前」の雰囲気を感じます。

画像
https://x.com/JamieAA_Again/status/2059907530885865806

ビルゲイツ財団のお抱え研究者Trevor Mundel氏が「結核感染者を見つけるPCR検査を開発」とのことで、コロナ騒動と同じ仕掛けを着々と進めているのかな、と想像することもできます。

画像

アメリカが税金を使って生物兵器の研究をしているのは本当で、最近、その旨の機密文書が公開されました。これ、大きなニュースだと思うけど、日本ではほとんど報道されていない。
僕は医者なので、どんな病原微生物を使って次なるパンデミックを起こすのかに興味があります。ウイルスなのか、細菌なのか、原虫なのか。おおよそでも分かっていれば、一応の心づもりができるので。
以前の記事で、RNAウイルスならどんなウイルスにでも有効な対策について紹介しました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n00e4a9976f44
そこで以下に、生物兵器に結核菌が使われた場合の対策を紹介します。

すでに100年前にWeston Price博士が、「伝統的な部族社会に結核は存在しない。しかし彼らが西洋文明を取り入れ、精白した小麦、白砂糖、缶詰などを食べるようになると、たちどころに結核が蔓延する」と、結核の本質を喝破していました。
日本でも100年ほど前、結核は「死の病」として恐れられましたが、当時、日本は台湾に進出し、サトウキビの栽培を始めたことで日本での砂糖消費量が激増し、その後結核が爆発的に増加しました。
もちろん、これだけでは「砂糖が結核の原因」と断定できません。これは因果関係ではなく、あくまで前後関係です。しかし白砂糖の慢性的な大量摂取が免疫機能を低下させることは、推測ではなく、もはや一般常識です。また、結核に限らず、感染症のかかりやすさに食事内容(カロリー、ビタミン、タンパク質などの摂取量、農薬、添加物などの有無)が影響することは、誰も否定しないでしょう。
つまり、結核は食事を原因とする病気、食源病ということです。だから、食事に気をつけることこそ、結核予防の第一歩です。

もうひとつ、結核菌にはおもしろい特徴があって、ナイアシン(ビタミンB3)を分泌します。病原菌がビタミンを分泌するなんて、意外ではないですか?
でもこれは本当のことです。

画像

結核菌は、らい菌(らい病の原因菌)や非結核性抗酸菌(肺MAC症などの原因菌)とともに「抗酸菌」と呼ばれるカテゴリーに属しますが、ある日本人研究者が、結核菌だけを区別する手法を確立した。それは、抗酸菌のなかでも、結核菌だけがナイアシンを大量に分泌する点に着目した方法です。

ちょっと話がそれますが、腸内細菌も大量のビタミンを分泌しています。

画像

ビタミンは、もともとVital amine、つまり「体内で生成できないため食事から摂取することが不可欠」というのが本来の定義ですが、腸内細菌研究の進展により、この定義は根本から崩れました。だって、食事からとらなくても、腸内細菌が勝手に合成してくれるのだから。たとえば、ビタミンB1は大腸菌や納豆菌が作ってくれるし、葉酸は乳酸菌が作ってくれる。というか、ビタミンB12は、動物にも植物にも産生できず、微生物しか合成できません。でも、いまさらビタミンの定義を変更することもできないし、ビタミンの分類は便利なので、今でも使われているのが現状です。

結核菌はナイアシンを産生するのですが、意外なことに、大量のナイアシン投与により結核が治ります
これを最初に報告したのはV. Chorineで、1945年彼はナイアシンが結核菌やらい菌に対して抗菌性を示すことを証明しました。
同年、E. Huantは結核患者に大量のナイアシンを投与することで治癒した症例を報告しました。
Huantは放射線科医で、当時、放射線治療を受けている癌患者の被爆症状の緩和のためにナイアシンを投与していました。1943年結核を患う癌患者にナイアシンを投与したところ、結核病変が消失していることに気づき、彼は驚きました。そこから観察を続け、ナイアシンの抗結核作用を確信するに至りました。
1948年McKenzieらは「ナイアシンの大量投与はストレプトマイシン(当時の標準治療薬)に匹敵する効果を示した。ナイアシンとストレプトマイシンの併用により耐性菌の出現が抑制された」ことを報告しました。
2003年のレビューでは「ナイアシン投与で結核患者の64%で臨床的改善が認められた」と報告されています。

以前の記事で「乳酸菌にとって乳酸は『縄張り物質』で、これにより他菌を抑制する」と紹介したけど、高濃度ナイアシンにより結核菌が抑制されるのは不思議です。
ここには、結核菌の特殊性が関わっています。
普通の細菌は、マクロファージ(免疫細胞)に貪食されて、その内部で分解、殺菌されます。

画像

しかし結核菌は「マクロファージに貪食されること」を前提とした生存戦略をとっていて、マクロファージ内部で平気で生き残ります。

画像

しかし大量のナイアシンを投与すると、宿主マクロファージ内部にナイアシンが取り込まれ、NAD代謝が改善し、殺菌能が高まる。これがナイアシンの抗結核性の作用機序です。

仮にみなさん、結核にかかったとしたら、複数の抗結核薬を投与されます。結核治療において、単剤投与はあり得ない。中途半端な単剤投与は、かえって耐性菌の発生を促すからです。具体的には、以下のような薬が投与されます。

画像

このうち、イソニアジド、ピラジナミドは、ナイアシンによる抗結核作用をヒントに開発されました。

画像

ナイアシン、ピラジナミド、イソニアジド、それぞれの分子構造を見てください。「だいたい同じ」でしょう。
ナイアシンはビタミン(天然物質)だから、特許がとれない。だから製薬会社は、無駄に化学修飾することで、特許性を主張してるわけです。

こういう経緯を知れば、少なくとも、神経毒性のあるイソニアジドや肝毒性のあるピラジナミドを飲む必要はない。代わりにナイアシンを飲んでおけばいい。

結核菌はマクロファージ内部に寄生します。仮に感染したとしても、栄養状態が良好で免疫がしっかりしている人なら、結核菌は暴れず、マクロファージ内部で眠っているだけです。恐らく、結核に感染しながらも、そんな具合に無症状の人は、潜在的にかなりいると思います。そして、そういう休眠型の結核菌は、宿主に多少のメリットをくれるかもしれません。
たとえば、BCG。

画像

BCG(カルメット・ゲラン桿菌)は弱毒ウシ型結核菌で、ナイアシンは産生しないけど、膀胱癌ではBCG注入療法が標準治療になっています。
僕はワクチンは基本的に有害無益だと思っていますが、唯一BCGワクチンだけは悩ましくて、BCG接種した児童では、結核、敗血症、呼吸器感染症の死亡率が低いという報告がある。
結核菌が微妙に免疫系を刺激することで、インターフェロンγの分泌が促進され、マクロファージが活性化し、癌になりにくい、というのは理屈としては全然あり得ます。実際、「結核患者には癌が少ない」という観察に着想を得たのが、丸山ワクチンでした。
最近、BCGは膀胱癌だけではなく、白血病、メラノーマ、1型糖尿病、多発性硬化症、アルツハイマー病にも効くのではないかという研究がある。いわゆる抗癌剤は単なる毒だけど、この手の研究には希望を感じます。

結核菌が生物兵器として使われたとしても、上記のような理解があれば、あまり怖いと思わない。結核が周囲で流行し始めれば、「しっかりナイアシンを飲んでおこう」と思えばいい。
もっと踏み込んで言うと、タバコ(ニコチン=ほぼナイアシン)も効く可能性があると思っている。以前の記事で、喫煙者ではコロナ罹患率が低いことを紹介した。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n5b0c0199faff
とにかく、あまり常識にとらわれないことです。メディアが作る「常識」に乗せられた人が、素直にワクチンを打ったり、素直に薬を飲んだりして、あとで猛烈に後悔している。毎日のようにそういう人を見ているので、僕はものすごくひねくれた人間になってしまいました(笑)

>中村篤史について

中村篤史について

たいていの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。 前者は栄養、運動、日光、愛情などの不足であり、後者は重金属、食品添加物、農薬、精製糖質、精白穀物などの過剰であることが多いです。 病気の症状に対して、薬を使えば一時的に改善するかもしれませんが、それは本当の意味での治癒ではありません。薬を飲み続けているうちにまた別の症状に悩まされることもあります。 頭痛に鎮痛薬、不眠に睡眠薬、統合失調症に抗精神病薬…どの薬もその場しのぎに過ぎません。 投薬一辺倒の医学に失望しているときに、栄養療法に出会いました。 根本的な治療を求める人の助けになれれば、と思います。 勤務医を経て2018年4月に神戸市中央区にて、内科・心療内科・精神科・オーソモレキュラー療法を行う「ナカムラクリニック」を開業。

CTR IMG