シェディングのにおい

40代女性がシェディングで悩んでいる。2026年1月6日来院。
「11月なかば、仕事先で嘔吐しました。あまりにも強烈なのを食らってしまい、嘔吐して、そのまま2時間ほど立てなくなって。
歯医者をしています。老人ホームなどへの訪問診療がメインです。最近仕事量が増えて、訪問施設が増えて、その影響もあると思います。仕事が増えて、それから1か月も経たないうちにそういう症状が出たので。
症状の予兆は、まず、嗅覚過敏がひどくなります。往診先の患者のなかには、部屋にトイレ用芳香剤を置いてる人もいて、そこで処置をしたこともありますが、そういうのを置いてないのに、ひどいにおいがする。どう言えばいいかな、一般的な柔軟剤ではないけど、なにか甘い芳香剤に近いようなにおいです。
そこで患者に口を開けてもらって処置をして、しばらくすると、何とも言えない吐き気をもよおしてくる。あまり長時間いると立てなくなってしまいます。こんな症状が出たのは初めてのことです。
シェディングという現象のことを、世間の人はもう忘れてしまったかもしれない。でも、今でも全然ありますよ。というかむしろ、発散する人はより強烈になっています。私もこんなに症状がひどく出ることはこれまでなかったので。
精神的なものではありません。私としては仕事がしたい。私が家計を支えているので。でも体が反応してしまって、無理なんです。それで今は、いったん休職しています。

シェディングを受けると、私自身の体臭もおかしくなります。施設を出て、自分の車に乗ると、自分の体からひどいにおいがする。翌日までおかしなにおいがします。寝起きの尿の色もおかしくなってる。
新幹線とか飛行機とか、たいていスプレッダーが同乗しているので、公共交通機関での長時間の移動はできない。だから旅行は当然行けないし、学会もオンラインしか参加できません。
スーパーや百貨店で買い物すると、においがひどい。特にビニールとか石油由来の製品がにおいを吸着しているし、野菜とか生鮮食品もにおいがついてる。
そういうのに敏感になったのは、仕事を増やしてからです。以前はこんなに敏感じゃなかった。
いえ、柔軟剤のにおいではありません。それは昔から知っているし、それは特に症状は出ません。そうじゃなくて、もっとこう、猛烈なにおいを出す人がいるんです。

シェディングにいいと言われている対策をいろいろしたけど、効果を感じたのは、たとえばヨウ素ですね。コロイドヨード。飲むと元気が出ます。
ゲルマニウムも効きます。ビタミンCとゲルマニウムの点滴で、症状が改善するのを実感します。
あと、マグネシウム。これは飲むと効果を実感するというよりは、不足するとシェディングの影響を受けやすくなって、睡眠の質が悪化します。中途覚醒が増えるので、不足するとすぐにわかります。
シェディングで症状が出て、メンタルが落ちて、仕事ができなくなるのですが、これは「いいこと」なのでしょうか。歯科医の同僚とか、猛烈なシェディング臭で私なら一歩も入れないような施設で何時間も仕事して、平然としてる人がいる。そういう人は、気付かないままダメージが蓄積して数年後にいきなり癌になるとか、そういう症状が出ることはないですか?私はまだしも、毒物に敏感に反応して症状を小出しにすることで、大きな症状は出ない、みたいな」

シェディングの症状は様々です。上記患者では、悪心、嘔吐が主症状ですが、他にも不正出血、頭痛、インフルエンザ様症状、鼻血、疲労感、発疹、動悸、脱毛などがあります。
さらに、特徴的なのが、「におい」です。

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まず、シェディングのにおいについて、その原因は、ざっと3通りのパターンがあって、ノネナール、マロンジアルデヒド、腐敗した有機物です。
これらは体内で自然に発生し得る物質ですが、ワクチン接種者がそのにおいを発散しているということは、スパイクタンパクにより組織が損傷されている可能性を意味します。
「ノネナール=加齢臭」が有名ですが、接種者からこのにおいがするということは、ワクチンが老化(ターボ老化)を引き起こすという観察と一致します。
接種者から発散されるにおいについて、以前の記事で書いたことがある。
『シェディングとPATM』https://note.com/nakamuraclinic/n/n4952190e99ce

体臭は、ワクチン接種によって、露骨に変わります。
60代女性
「ワクチン接種が始まった当初、夫に「絶対にワクチン打たないでね。打ったら離婚だよ」ぐらいの強い口調で言っていたのですが、ある日、夫からすごい変なにおいがしました。それで、「あなた、打ったでしょ」と強く問いただすと、夫はしぶしぶ打ったことを認めました」
ワクチンによる体臭の変化は、そのまま、代謝経路の変化でもある。産生されたスパイクタンパクの代謝に追われて、他の代謝(MTHFR経路など)が停滞し、活性酸素が大発生し、妙な脂質(ノネナール、マロンジアルデヒドなど)が発生して体臭がおかしくなる、という具合です。

体臭って人間にとって大事で、他人なら「この人、くさい」と回避すればいいだけですが、それが夫婦や性的パートナーなら、けっこう致命的です。
異性に魅力を感じるきっかけは、最初は容姿の占める割合が大きいものですが、いざ二人の仲が親密になり距離が近くなると、相手の「におい」はすごく大事なファクターになります。ここの相性が合わないと、性的魅力を失います。「たかが体臭で?」と思うかもしれませんが、これは本当です。経験のある人なら分かるんじゃないですか。
性的な関係を楽しむだけの異性なら別れれば済む話ですが、これが夫婦とか家族となれば、相当困ります。大げさではなく離婚まで行くし(その実例を複数見てきました)、「あんなひどいにおいを発散する義理の父母の家には孫を連れて行けない」とか、家族関係が疎遠になるきっかけにもなります。
「たかがにおい」ではありません。体臭というのは、あまり大っぴらには語られないけれど、親密な関係性を築くうえで超重要です。「いいにおい」がすることよりは、「変なにおい」がしないことが重要です。

「におい」の許容性には、文化圏によってかなり大きな違いがあります。たとえば、日本では「わきが」は悪臭とされているけど、欧米圏でこれが問題になることは、まずありえない。「わきが」に相当する英語がないように、欧米圏は人の体臭について、日本よりは寛容です。そもそも香水は、入浴する文化がない欧米人が体臭を糊塗するために使い始めた。つまり、不潔から来る悪臭を強烈な芳香で覆い隠すという、実に野蛮きわまる風習であって、だから香水なんて発想は日本からは生まれない。でも逆に言うと、欧米人は日本人ほど体臭には頓着しないということです。
それと、においの選好には個人差も大きいものです。「確かにくさい。でもそのくささがいい!」ということがあり得るのが、においのおもしろいところで、たとえば「その悪臭も含めて君が好きなんだ」とパートナーが言ってくれるのであれば、ひとまずその関係性においては何も問題ないわけです。

コロナワクチンによる体調不良について、世間であまり言われなくなりました。シェディングについては、なおさらです。世間は「もう終わった話」だと思っている。でも全然そんなことありません。
いまだに、というか、今になってより一層、シェディングを強く感じているという患者を毎日のように診ています。シェディングは、全然過去形ではありません。
これは、下記のような研究があることを考えれば、当然です。

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「コロナワクチン接種から3.5年経っても、接種者の体内からmRNA、プラスミドDNA、スパイクタンパクが見られた」という研究です。
体内でスパイクタンパクが作られているということは、それがエクソソームとして体外に排出されていることを意味します。その影響を受けやすい周囲の人は、シェディングに苦しむことになるし、発散する本人の体内でも、スパイクタンパクが徐々に健康をむしばんでいく。
上記の患者のようににおいの敏感な人がこういう接種者のそばにいれば、シェディングを感じるはずです。

シェディングについて書くことには、多少の躊躇があります。それは、世間の分断をあおることになりかねないからです。
「未接種という純血」vs「接種者という危険なスプレッダー」などという対立構造になっては、差別ともとられかねない。コロナ禍では未接種者が散々批判され、ある意味差別を受けてきたわけですが、今度は逆の差別になる格好です。
しかし事実として、シェディングに悩む患者は存在するし、僕としては、このシェディング現象の実在こそ、mRNAワクチンを市場から撤退するべき強力な論拠になると思っています。
メディアが「ワクチンを打て」とあおる。ある種の医療行為を受けるか受けないかは、個人の自由です。しかし、一部の人がその自由を行使したために、周囲に悪影響が起こるということがきちんと認められれば、「そんな医薬品はダメだよね」となる。ならなきゃいけない。
だから、シェディングの存在について世間が忘れたとしても、誰かが言い続けなきゃいけない、と僕は思っています。だって、事実として、苦しんでいる人がいるんだから。

>中村篤史について

中村篤史について

たいていの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。 前者は栄養、運動、日光、愛情などの不足であり、後者は重金属、食品添加物、農薬、精製糖質、精白穀物などの過剰であることが多いです。 病気の症状に対して、薬を使えば一時的に改善するかもしれませんが、それは本当の意味での治癒ではありません。薬を飲み続けているうちにまた別の症状に悩まされることもあります。 頭痛に鎮痛薬、不眠に睡眠薬、統合失調症に抗精神病薬…どの薬もその場しのぎに過ぎません。 投薬一辺倒の医学に失望しているときに、栄養療法に出会いました。 根本的な治療を求める人の助けになれれば、と思います。 勤務医を経て2018年4月に神戸市中央区にて、内科・心療内科・精神科・オーソモレキュラー療法を行う「ナカムラクリニック」を開業。

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