ヘブニーズと参政党

ヘブニーズの番組収録に参加させていただいた。

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スタッフから「入場時に生演奏する音楽はどんなのがいいですか」と聞かれて、妻が「アンパンマンの曲」とリクエストすると、なんと、それが通った(笑)
すばらしい力量を持ったバンドマンたちにこんな曲を演奏してもらうなんて、高級フレンチの料理人にお子様ランチを作ってもらったようなぜいたくなんだけど、このぜいたくの意味がわかるのは、こうちゃんがもっと大きくなってからだろう。

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肝心の番組は、フリートーク形式だったので、引っ込み思案でシャイな僕はほとんどしゃべれませんでした(笑)
マレさんとちゃんとしゃべれたのは、番組収録後の居酒屋でした。
僕はまず、開口一番、マレさんに結婚の報告をした。
というのは、4年前、僕はマレさんに対して「結婚とは単なる役所への届け出であり、形式に過ぎない。大事なのは実質である」という意味のことを言ったところ、マレさん、「いや、それは違う。結婚という形を作ることに意味がある」と結婚の重要性を熱心に説かれた。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n30c931bb9c14

ちょうど選挙の投票日であり、選挙の開票が進んでいる時間帯でもあったので、参政党の話題になった。マレさんの参政党に対する思いは複雑だった。
かつて、We Riseという運動がありました。2020年12月のことです。

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その実行委員のひとりが神谷宗幣で、当時はまだ参政党を立ち上げたばかり。
We Riseの人たちは、これから接種されようとしているコロナワクチンがいかに危険な代物か、当然気付いていました。
「なんとしても政治がこのワクチンを止めないといけない。しかし、頼れる政党がない」
ここで、神谷氏が声を上げた。「うちが受け皿になりましょう」
マレさんはこの心意気を買った。ヘブニーズの番組で、当時無名の参政党を大いに宣伝した。「コロナの嘘、ワクチンの危険性を分かっているのはここだけです」と。
堂々とワクチンに異議を唱える政党の出現に、SNS界隈は沸き立ち、参政党は一定の知名度を得て、2022年にはひとつのムーブメントになった。

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2022年参院選で神谷が当選した。しかしその後、内紛が明らかになった。
ゴレンジャーと呼ばれた武田、吉野、赤尾が党を去ることになった。

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神谷が党の代表と事務局長の両方を兼務しており、独裁体制となった。もはや誰も神谷に意見する者はいない。
そのうち、神谷によるパワハラ、セクハラが噂されるようになり、週刊誌でも報道された。

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自殺した平岡有加里さんにつき、武田氏が涙ながらに語っている。

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https://www.youtube.com/watch?v=pcLwh0TLMxI&t=536s

マレさん「せめて松田さんを代表に据え置けば、独裁なんて言われることはなかったと思う。
ただ、僕は参政党について、批判的な発言はしないことにしています。というか、参政党に限らず、何か一つの政党を名指しで批判することも応援することもしません。それは、僕が牧師だからです。牧師として聖書の言葉を教える立場にあるので、特定の政党を応援したり批判することはしません。ただ、神谷さんも松田さんも、もともとの知り合いだから、個人として応援しています」

組織の性格がこんなに変わってしまうなんて、予想できない。
神谷氏については、セクハラだけではなく、不倫相手に子供を産ませたという話もあって、一部メディアが批判している。
妻「浮気男には国を守ることなんてできない。家族という最小の単位の幸せさえ守れないんだから」
僕はこれにはちょっと異論がある。
明治の元勲には妾が何人もいた。たとえば、新一万円札の顔になった渋沢栄一には複数の妾がいて、産ませた子供は少なくとも17人いたという。

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政治家なんだから、政治できっちり仕事をしてくれればいい。好色家であろうが男色家であろうがどんな性癖があろうが、そんなプライベートな話はどうでもいい(性犯罪はダメですが)。
神谷氏が政治家として有能であり、日本のためにバリバリ仕事してくれるのであれば、僕は彼の女性関係はどうでもいいと思っている(でもセクハラはダメですよ)。
それと、「独裁」と批判されることについても、そのこと自体は問題ないと思う。これを言い出せば、れいわ新選組の山本太郎も同じだろうし、力強いリーダーシップを発揮している党首は全員「独裁」ということになりかねない(パワハラはダメだけどね)。

鵜川さんは、ワクチンのことで神谷氏に対して失望している。「ワクチンのご遺族に面会したい」と公の場で言うけれど、鵜川さんが具体的に聞くと、連絡がつかなくなる。鵜川さんのツイッターに書き込んだりDMを送るくせに、結局何もしない。言うだけ。言って、反ワク派の票をとりたいだけ。

演説はうまい。でも、言っていることがコロコロ変わる。政治家としてどうなのか。そういう批判はあるけれど、僕としては、今、参政党にひとつの希望を持っています。
それは、岩本麻奈さんの当選です。

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岩本先生は、僕と同じく、CBDオイル研究会のボードメンバーで、ときどき会合で食事をご一緒したこともあります。
まさか、政治家になっちゃうなんて、思いもよらなかった。
岩本先生は、選挙演説などでも明確にワクチンの危険性を訴えている。というか、ほぼこのワンイシューだけを言ってきた。そんな人が、国会議員になったのだから、これはもう、期待しちゃいます。

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https://www.youtube.com/watch?v=EGZhBtYJn8I

コロナ行政の見直し、ワクチン被害の全容解明、その政治的な責任追及。これらの政策をするにあたり、神谷氏は最高のパートナーを得ました。
神谷さん、どうか立派な仕事をしてください。岩本先生がそばにいながら、ワクチン問題を取り上げないなんて、さすがにそんなことないですよね。失望しているマレさんや鵜川さんを見返してください。

>中村篤史について

中村篤史について

たいていの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。 前者は栄養、運動、日光、愛情などの不足であり、後者は重金属、食品添加物、農薬、精製糖質、精白穀物などの過剰であることが多いです。 病気の症状に対して、薬を使えば一時的に改善するかもしれませんが、それは本当の意味での治癒ではありません。薬を飲み続けているうちにまた別の症状に悩まされることもあります。 頭痛に鎮痛薬、不眠に睡眠薬、統合失調症に抗精神病薬…どの薬もその場しのぎに過ぎません。 投薬一辺倒の医学に失望しているときに、栄養療法に出会いました。 根本的な治療を求める人の助けになれれば、と思います。 勤務医を経て2018年4月に神戸市中央区にて、内科・心療内科・精神科・オーソモレキュラー療法を行う「ナカムラクリニック」を開業。

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