CBDオイル

抗てんかん薬の効果なく、病院に見放される形で退院した我が子。1日20~30回、多いときで80回のてんかん発作に襲われ、泣くことも笑うこともできず、ミルクを飲むこともできない。何とか助ける方法がないものか。必死に情報を探す父親の目に飛び込んできたのが、大麻だった。
「この子の発作が止まるなら、たとえ逮捕されてもかまわない。大麻がてんかんに効くことを知ったとき、そう思いました」難治性てんかんの2歳男児の父親が語る。
https://news.line.me/issue/oa-bengo4com/zisbfo126k71
これが親心だよね。
幸いCBDオイルは酩酊成分(THC)を含まず、日本では非合法の部位(葉、花穂)からではなく茎から抽出されているから、まったくの合法。だからこのお父さんは逮捕の可能性を心配する必要はないんだけど、それにしても、純粋に我が子を思う父親に「逮捕されてもかまわない」とまで思わせてしまう法律ってどうなのよ。
戦後のどさくさに紛れて制定された大麻取締法。そろそろ見直す時期じゃないかな。

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ところでCBDオイルについて、雑誌『veggy(ベジィ)』の取材を受けた。オンラインの取材で、言いたいことがうまく言えた自信がなかったんだけど、記事を見たらすごくよくまとまっていた。編集者さん、超優秀だと思う笑。それに「1,2ページぐらいの短い記事だろう」と思っていたら、なんと、6ページも割いてくれました!CBDオイルが著効した僕の臨床例などもまじえた記事になっていて、CBDオイルを試してみたい人にとって、ちょっとした手引きになると思う。9月10日発売なので、よかったら読んでみて下さい!

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>中村篤史について

中村篤史について

たいていの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。 前者は栄養、運動、日光、愛情などの不足であり、後者は重金属、食品添加物、農薬、精製糖質、精白穀物などの過剰であることが多いです。 病気の症状に対して、薬を使えば一時的に改善するかもしれませんが、それは本当の意味での治癒ではありません。薬を飲み続けているうちにまた別の症状に悩まされることもあります。 頭痛に鎮痛薬、不眠に睡眠薬、統合失調症に抗精神病薬…どの薬もその場しのぎに過ぎません。 投薬一辺倒の医学に失望しているときに、栄養療法に出会いました。 根本的な治療を求める人の助けになれれば、と思います。 勤務医を経て2018年4月に神戸市中央区にて、内科・心療内科・精神科・オーソモレキュラー療法を行う「ナカムラクリニック」を開業。

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